ハロゲンの含有を調べる

研究

廃棄するさいに重要な情報

ハロゲン化合物は、人工的な物質で塩素、臭素、フッ素、ヨウ素、アスタチンによって合成された物質です。難燃剤材料として主に電子・電気機器などに広く使用されているものです。しかし、このハロゲン化合物は焼却処分するさいにはハロゲンガスを発生させます。ハロゲンガスは環境汚染や人体に対する懸念があるとされています。このため各種法規制が行われており、また業界や一部のメーカーでは自主規制でハロゲンを使用していない製品に置き換えています。一方で電子・電気機器を製造したり輸入販売するさいにはハロゲン化合物が含まれていないかハロゲン分析を行う必要があります。ハロゲン化合物は通常の状態では安定した物質で、燃焼したさいに有害なガスを発生させます。このためハロゲン分析では燃焼してそのガスに含まれる物質を分析するというものです。ハロゲン分析の分析項目は、塩素、臭素、塩素および臭素の総量、フッ素、ヨウ素です。このうち塩素・塩素単独では900ppm以下、塩素と臭素の総量は1500ppm以下であることがハロゲンフリーの定義値になっており、安全性を求めるのであればこの数値以下であることが望まれます。ハロゲン分析は分析したい試料を20mgから50mg程度を専門の分析機関に送ることで行うことができますが、何度か分析を行うためには5g程度は用意することが望まれます。ハロゲン分析そのものは専用の測定器を用いて行うので1週間程度で行うことができます。

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